読書は月に何冊ぐらいされているでしょうか。どうやって、時間を確保されていますか。
通勤時間や隙間時間、あるいは、しっかり時間をとって読書をされている方もいるのではないでしょうか。
でも、こんなことを感じたことはないでしょうか。
この本は良書だったけど、あまり頭に入っていないなぁ
そんな方には、オーディオブックをおすすめします。
理由としては、読書よりも、時間捻出しやすく、聴き返す度に新たな気付きを与えてくれるので、飽きずに何度も聴くことができ、内容も覚えられます。
今回は、そんなオーディオブックの効果、メリット、デメリットについて、まとめましたので、読んでいただければ、オーディオブックを使うかどうかの決心の一助になると思います。
オーディオブックとは
オーディオブックとは、書籍を朗読したものを録音した音声コンテンツです。ナレーターが本を読み上げてくれるので、目を使わずに読書を楽しめます。
オーディオブックの市場は、拡大傾向にあり、例えば、オーディオブック配信サービスの「audiobook.jp」では、2019年10月に会員数を100万人突破とどんどん成長を見せています。
オーディオブックの効果レビュー
まず、オーディオブックを聴いていて思うことは、同じ本でも、何回聴いても新たな気付きがあることです。
基本的に、オーディオブックは、紙の本と違い、何かの作業をしているときに、聴くことができるため、通勤時間、掃除中、就寝前など場面を選びません。
作業しながら聴いていると、その時の場所や気持ち、集中して聴いている箇所の違いで、毎回頭に浮かんでくる気付きが変わります。(これは体験してみないと分かりませんが・・)
ですので、何回も聴けるし、聴いているうちに、紙の本よりも本の内容の理解が深まるようになります。
ですので、熟読したい良書は、オーディオブックで聴いてほしいです。
ところで、そもそも朗読だから時間かからないの?という疑問があると思います。
例えば、名著の「嫌われる勇気」だと、オーディオブックの通常の速度で、7時間強かかります。これを2倍速や3倍速で聞けば、時間が短縮されます。メンタリストDaigoさんもオーディオブックを積極的に使われているようですが、4倍速〜6倍速で聴かれるそうです。そして、慣れれば誰でも4倍速で聴くことは可能と仰っていたので、それだと2時間弱で1冊読むことができます。(ちなみに、僕は3倍速で聴いています)
紙の本だと、2時間弱で読もうと思うと、かなり読むスピードが速い方だと思いますので、倍速の違いや読書スピードにもよりますが、結局、紙の本と読む時間はあまり変わらないと思います。
オーディオブックのメリット
隙間時間の有効活用
この記事の中で、最も言いたかったことの一つに、隙間時間の有効活用があります。
少し考えてほしいのですが、1日に隙間時間ってどの程度あるのでしょうか。
例えば、僕の場合、オーディオブックを聴きながら作業できる時間も含めると、こんなにも有効活用できる時間があります。(どこまで実践するかはありますが・・)
(平日)
- 通勤時間(電車の中、車の中、徒歩)
- お風呂
- 就寝前
(休日)
- 散歩
- 家の掃除
- 車の移動中
- 料理中
- お風呂
- 就寝前
※その他、歯みがき時間や食事中も聴こうと思えば、聴けますし、条件次第では、起きている間、聴くことができます。
上記時間について、気分転換に音楽を聞いたり、ゲームしたりしていると思いますが、その時間が将来の自分にどれぐらい還元してくれるのでしょうか。
僕も音楽を聞いたり、ゲームをしたりしていましたが、あるときから、本を読んだり、最近では、オーディオブックを聴いたりして、自己研鑽して、仕事の生産性が大きく向上しました。その結果、空いた時間で、ブログを投稿することもできています。
荷物にならない
オーディオブックはスマートフォンの端末で聴くことができます。
したがって、本を読むためのカバンは必要ありませんし、カバンを持って外出した際も荷物が重くなったりすることはありません。
オーディオブックのデメリット
紙の本と比べると、オーディオブックに対応した本が少ない
紙の本に比べるとコンテンツ数は、少ないです。
しかし、大手のオーディオブック配信サービスである「audiobook.jp」の場合、月額制の聴き放題コンテンツは約1万点。単品購入作品を含めると、2万7000点以上のラインナップがありますので、名著はある程度揃っています。ただし、配信サービスによっては、ラインナップ数が少ないところもあります。
紙の本のように読み飛ばしができない。
紙の本では、速読で読み飛ばしを行い、自分が得たい情報を拾うことができます。
一方、オーディブックでは、ナレーターの読むスピードの倍速をあげることができますが、読み飛ばすことができません。
ですので、読み飛ばしをしたい方には向いていません。
図表の多い本は向いていない
基本的に図表のナレーションがないため(添付資料で図表を確認することは可能)、図表の多い本は、オーディブックに向いていません。
オーディオブックの効果のまとめ
オーディオブックのメリットとデメリットは・・
【メリット】
- 隙間時間の有効活用
- 荷物にならない
【デメリット】
- 紙の本と比べると、オーディオブックに対応した本が少ない
- 紙の本のように読み飛ばしができない
- 図表の多い本は向いていない
本記事では、オーディオブックについて、紹介しましたが、作業しながらでも聴くことができ、聴く度に新たな気付きがあるため、何回も聴くことができ、本の内容をしっかり把握することができる、そんなツールです。
ですので、この良書はしっかり読みたいという方は、ぜひオーディオブックで何度も聴き返し、頭に入れていただければと思います。